東京 ウィメン・イン・
ビジネス・サミット 2017
2017年10月17日(火)
08:45 - 19:00
ザ・プリンス パークタワー 東京
08:45 - 19:00
ザ・プリンス パークタワー 東京
受付
8:45 - 9:30
オープニング・セッション
9:30 - 10:30
分科会 (午前)
10:45 - 12:15
イクボスとイクメン: ダイバーシティが男性と
組織にもたらすメリット
慣例に重きを置く文化を持つ日本においてさえ、女性だけでなく、男性も期待さ れる役割や業績の「型を破る」ケースが増えています。イクボスとは、健全な職場 環境の維持やキャリアの目標達成においてチームメンバーをサポートする上司 を指します。イクメンとは、積極的に育児に参加することで、ジェンダーダイバー シティをサポートする父親を指します。イクボスとイクメンはいずれも、社員が最 大の力を発揮できる機会を推進し、多様性のある包括的な職場環境において 重要な役割を果たします。本分科会では、Melanie Brock Advisoryの メラニー ・ブロック氏が司会進行を務め、多様性のあるアプローチを取り入れ ることで職場と家庭の両面で生まれるメリットについて議論します。
メラニー・ブロック
株式会社Melanie Brock Advisory 代表取締役
在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所 名誉会頭
(モデレーター)
在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所 名誉会頭
(モデレーター)
職場への復帰: 社内と社外の認識を変える
女性は出産や子育てのために仕事を辞め、男性は退職まで仕事を続けるという のが従来の日本の雇用モデルです。高齢化社会やデフレなどの経済的・社会的 問題がこうしたモデルに圧力をかけ、職場に復帰する、あるいは休暇を取ること で、男性と女性の両方が「型を破る」ケースが増えています。このパネルセッショ ンには、キャリアにおいて1年、数年、あるいは数十年のブランクを空けた女性 たちが登壇します。「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」の著 者、薄井シンシア氏の司会進行により、パネリスト達がそれぞれ直面した異なる 障壁とそれを克服するための戦略について語ります。
メットライフ生命保険株式会社
執行役常務 リスク管理担当 |
エデルマン・ジャパン株式会社
ディレクター、コーポレート・レピュテーション クライシス、スペシャル・シチュエーションズ |
薄井 シンシア
KADOKAWA
著者「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」
(モデレーター)
著者「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」
(モデレーター)
ブランドの構築: 記憶に残るプロフェッショナル
アイデンティティを作る
どんな職業においても、成功するためには技術的能力と知識が必要です。また、 同業者や競争相手との差別化を図り、企業や業界を考えた時に一番に頭に思 い浮かぶようなパーソナルブランドを確立していることが成功するリーダーの 条件と言えます。しかし、日本では従業員、特に女性従業員がパーソナルブラン ドの構築を奨励されることは、ほとんどありません。本分科会ではPwC税理士 法人のライアン・トーマス氏がモデレーターを務め、企業組織や業界において 独自のブランドを構築することで、「型を破る」ことに成功した4人の女性と共に パネルディスカッションを進めます。
ライアン・トーマス
PwC税理士法人
パートナー、国際税務サービスグループ
(移転価格)
(モデレーター)
パートナー、国際税務サービスグループ
(移転価格)
(モデレーター)
ワークショップ
職場で自分のニーズを満たすには
あなたは職場で自分が必要なこと、やりたいことを 躊躇して伝えられなかった ことはありませんか?依頼したことを断れられた経験はありませんか?重要な 会話に対処する方法を知ることは職場での自分のニーズを満たすための大切 な要素です。このワークショップでは、自分のニーズを明確にする一方で、前向き な職場関係を維持するだけでなく、さらに良好な関係を育てる3つのステップと その実践方法を学びます。
このトレーニングは、午前と夕方の両方で開催されます。
このトレーニングは、午前と夕方の両方で開催されます。
全体セッション
13:00 - 14:00
全体セッションには大手日本企業および米国系の多国籍企業の幹部がパネリ ストとして出席し、各組織のダイバーシティ方針やプログラムの現状について話 し合います。ドイツ銀行グループチーフカントリーオフィサーの桑原良氏が司会 を務める本セッションでは、参加者は、ベストプラクティスの例を参考に自身が 所属する組織の現状を評価することができます。
分科会 (午後)
14:15 - 15:45
HR制度における不平等: 現状維持を打破するには
多くの企業が社員や役員のダイバーシティ(多様性)を前向きに捉え、取り組む 姿勢を見せているものの、常に同じようなタイプの候補者に的を絞った採用活 動、あるいは同じようなタイプの業績に報酬を与える昇進基準など、現状維持 を良しとする人事(HR)制度によって、その動きは阻害されています。このパネ ルディスカッションでは、ASC Leaderのジンジャー・グリッグス氏が進行を務 め、従来の人事方針の「型を破った」企業の事例を紹介します。
エイジレス(年齢にこだわらない)労働力: 社員のプロフィール 2030年
高齢化が進む日本では、従来の日本的サラリーマン構造に企業をはめ込むこと が難しくなってきています。若い社員の担う責任が重くなる一方で、上層部また は定年を迎えた社員が退職を延ばしたり、退職後の再雇用を勧められるケース も増えています。こうした分野において「型を破った」日本企業は少なくありま せん。このセッションでは、エデルマン・ジャパンのデボラ・ヘイデン氏をモデ レーターに迎え、新しい人事の動向および先進的な例を紹介します。
デボラ・ヘイデン
エデルマン・ジャパン株式会社
ディレクター、コーポレート・ファイナンシャル
(モデレーター)
ディレクター、コーポレート・ファイナンシャル
(モデレーター)
包括的なリーダーシップ: ダイバーシティを最大限に活かす
組織のすべてのレベルにおける賛同と支援がなければ、ダイバーシティへの取 り組みやプログラムが成功する可能性は低くなります。優れたリーダーは、ビジ ネスにおける競争力を維持するためには多様性のある人材の確保が不可欠で あることを以前から認識していたものの、包括的な職場を作るために何が必要 かという問いに対しては、未だ明確な答えにたどり着いているわけではありま せん。Catalys(t カタリスト)は「インクルージョン(包括性)」を「従業員が組織 への帰属意識を持てること(Belongingness)と本来の個性を 発揮できること(Uniqueness)」と定義しています。多様性のある人材の才能を最大限に活か すためには、インクルージョンをどのように活用するべきでしょうか?また、リー ダーは何をするべきでしょうか?このパネルディスカッションでは、重要なリー ダーシップ属性を含め、日本特有の「リーダーシップ」に関するカタリストの最新 の研究結果をエミリー・ウェイクリング氏が発表します。また、同氏が司会進行 し、たとえ一部のリーダーから反発があったとしても、包括的なリーダーシップ を育成することで、企業がいかに「型を破る」ことができるかを話し合います。
無意識の偏見をなくすには
このワークショップでは、近年認識が高まってきた「無意識の偏見」に関する問 題を紹介します。本セッションの参加者は、無意識の偏見とは何か、そして自分 の思い込みに気づく方法を学び、無意識の偏見がいかに判断や行動に影響を 及ぼすかを認識し、マイナスの影響を抑えるための方法を検討します。参加者 は、無意識の偏見に対する認識を高め、多様な人々とより良い関係を築くため の意識づけを図る方法を学びます。
パク・スックチャ
アパショナータ、Inc.
代表&コンサルタント
代表&コンサルタント
分科会 (夕方)
16:00 - 17:30
イノベーションに向けて インクルージョンを活かす: ダイバーシティがあなたのビジネスにもたらすメリット
このセッションでは、ダイバーシティをサポートすることで企業が発見した思い がけない成功のエピソードを紹介します。私たちは、成功や実現のエピソードを 認識せずに、ダイバーシティの分野において克服すべき課題や障壁にばかり目 を向けがちです。日本アイ・ビー・エムの大久保 そのみ氏をモデレーターとする 本パネルディスカッションでは「型を破る」ことによって、ダイバーシティそのも のがもたらすメリット以上のものを組織にもたらす、製品、サービス、テクノロ ジー、またその他の分野のイノベーションをいかに推進できるかを話し合い ます。
勤務スタイルの変革: 未来のビジョンを現実の状況に当てはめる
マッキンゼー アンド カンパニー ジャパンのコリーン・ジョンソン氏が司会進行 を務めるこのパネルディスカッションでは、柔軟な働き方の実現を目指す自民 党の取り組み、現在または今後の政府の政策に関わらず、働き方改革を目指す 企業の「型を破る」取り組みを中心に話し合います。
コリーン・ジョンソン
マッキンゼー アンド カンパニー ジャパン
ディレクター・プロフェッショナル・ディベロップメント
(モデレーター)
ディレクター・プロフェッショナル・ディベロップメント
(モデレーター)
起業家精神: 個人の成功の定義を見つめ直す
これまでの日本では、一流企業に入社し、管理職になるまで30年以上勤めるこ とが「仕事で成功すること」だとみなされてきました。個性や起業家精神を重視 する従来の欧米式モデルとは対照的で、自ら枠を外れ、「型を破る」人が尊敬を 集めたり、時間を与えられることはほぼありません。楽天の三木谷浩史氏やソフ トバンクの孫正義氏のようなケースは極めて稀ですが、起業家の場合は、自身 の選んだ分野でキャリアを伸ばし、従来の日本的な企業文化では成し遂げられ ない大きな財産を残せるチャンスがあります。本セッションでは、ACグローバ ル・ソリューションズのアニー・チャン氏が司会進行を務め、起業家としての成功 を手に入れ、「型を破った」女性たちによるディスカッションが行われます。
職場で自分のニーズを満たすには
あなたは職場で自分が必要なこと、やりたいことを 躊躇して伝えられなかった ことはありませんか?依頼したことを断れられた経験はありませんか?重要な会 話に対処する方法を知ることは職場での自分のニーズを満たすための大切な要 素です。このワークショップでは、自分のニーズを明確にする一方で、前向きな職 場関係を維持するだけでなく、さらに良好な関係を育てる3つのステップとその 実践方法を学びます。
このトレーニングは、午前と夕方の両方で開催されます。
このトレーニングは、午前と夕方の両方で開催されます。